タイ・バンコク (36)
４月８日、木曜日、ビルマへ出発の日です。バンコックで数ヶ月いたような気分になっていました。シンガポールも、ラオスも含めて一ヶ月ちょっとなのに。かなり旅慣れしたのは確かです。荷物はキャンピング用品は日本へ送り返したので少し小さくなりました。キスリングも到着時は縦長にぱんぱんになって、一番上の部分に寝袋くくりつけるのが一苦労だったのに今は割といいバランスになっています。
かなり不安はありました。気心しれた、青学組でもなく、芸術家の坂田組でもなく、へろへろ派の高田組と同行だったからです。贅沢は言えません。今インドへ向かうのは彼らしかいませんし、一人で旅行するよりましでしょう。
空港へはバスより確実で安い方法をとりました。中央駅より空港まで列車の便がありました。１．５Ｂ、所要時間３０分、一般バスで空港へ行くよりかなり快適でした。途中彼らとはあまり話は弾みませんでした。特に池野さん、どうも私を小馬鹿にしてるようです。旅行の実力差はドウしようもないです。私でもタイソングリートで空港から到着したての、ものほんの初心者には偉そうに講釈たれてましたが、彼らの前では話すことはないし聞き手一方ですから。
バンコックの空港ではスムーズに事は運びました、高田さん達のやることまねてそのまま後をついていけばいいわけです。久々の飛行機の旅です。２時間弱で無事ラングーンに到着しました。これでインドへまた一歩近づきました。
最初の予定では５月連休前には帰国する事にしていましたので、残る日程は３週間しかありません。ビルマで一週間必要ですから、北インドとネパールだけなら何とか駆け足で二週間、どう考えてもきつい。ゴールデンウイーク中は多分学校も授業はないはず、そうなると５月初旬までは旅行日程のばせます。プラス１０日。これなら何とか。
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