タイ・バンコク (12)
今日こそは最低2カ所は回らなければなりません。日本航空の券払い戻しできなければ旅行費用が半減してしまいます。ビルマのビザも取らねばなりません。
日本航空まではホテルから簡単にいけました。ラマ4世道路を東に向かうバスに乗って、スネークファーム近くで降りれば直ぐです。ラマ4世道路は幹線中の幹線ですから、東に向かうバスはほんの少数の例外を除いてルンビニー公園あたりまでは直進しています。
問題はビルマ大使館、地図見るとNO.17と78番のバスしか走っていません。このバスルートを地図上でなぞっていくと、南北に走っているバスです。 JALが終わったら、ルンビニ公園の東側の道路までいってそこでバスつかまえるしか有りません。歩いてもいけそうではありますが、ちょっと疲れる中途半端な距離です。ずーっとバンコックではバスにしか乗らなかったおかげで、かなりの土地勘と主だった町の目印を覚えてしまいました。ここはバス乗ることにしました。
バスでは、車掌は真ちゅう製の丸い筒状の切符入れを持って回ってきます。切符はロール状になっており、切符入れから引っ張り出して、一枚分の切符を蓋で鋏んで切り取ってお客に渡します。この筒はうまくできており、切符の入っていないところに小銭を入れるようになっています。
仕事にはなんでもリズムが必要です。車掌は小銭が入った切符入れを手で振って「ジャッ、ジャッ」と音をさせながら乗客の前に来ます。お客が切符代払うと今度は蓋を開け閉めしながら、切符を人数分引っ張り出し蓋で押さえて切り取ります。そのときも、蓋を本体に打ち付けて「かちゃかちゃ」と音を出します。 ちょうど私が、電鉄会社の改札の切符きりのアルバイトしたときと同じ感じです。
朝夕のラッシュの時にバスに乗り合わせると、お金払おうと思っても車掌が回ってこれない、そのうち目的地についてただ乗りと言うこともありました。タイの人も同じようなことしてましたので、私たちが特別ルーズだと言うことでもなさそうです。
結局、バスの乗り換えはうまくいったのですが歩いたのと同じくらいの時間がかかってしまいました。ビルマのビザは来週月曜日、JALの航空券の払い戻しは火曜日あたりになりそうです。
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