トラベルメイト Top pageへ
トラベルメイト田森君は西へ

<<前のページ  次のページ>>

田森くんは西へ vol.156

 

タイ・バンコク (8)

 

カーテンの奥からボーイが出てきました。そして横のドアを開けてくれました。そこは、以前来たときより数倍華やかな場所になっていました。前の時は、下見の意味もあったし、第一夕方と言ってもまだ明るい時間でした。  

今回は、8時を回ってもう9時に近い時間です。マジックミラーの向こうの椅子は9割方女の子が座っていました。先客も10人くらいいて熱心にマジックミラーを見ています。

松原「げへへ、いいね、いいね。」

私「いいですよね、ほかと比べてここ安いし、女の子の質もいいです。」

本当は、ここ以外私は知りません。ここの価格が安いかどうかは解りません。多分高くはないことは確かです。デュシタニホテルの近くのマッサージパーラー看板見ただけですが、もっと高かったです。

田中「.....。」

彼はこういう所が初めらしくて、マジックミラーの向こうに視線が行ったまま動きません。

私「田中、田中って、ここでええやろ」

田中「はあ?あっ、いいですよ、いいですよ」

私は先輩面が出来ただけで大満足です。

私「女の子のつけてる番号あるやんか、それあそこのカウンターのおばさんに言ってお金払って、個室へは向こうの出口から行くんよ。」  
「それから、オカマ居るから確かめてから指名したがええよ。」

田中「どれ、どの番号の子がオカマ?」

私「見りゃわかるよ、見りゃー、心配だったらカウンターのおばちゃんに聞いてきたらええやんか。」

本当は私も自信はありません。

田中「そうします」   
「37イズ、ガール?ノット、ボーイ」

おばさん「37?OK、OK、ガール、ハハハハ」

田中君思いがけないところでうけています。

「俺、58番」
松原さん、ケバイ大柄の女選びました。

私は、いつもなら、ちょっと年増の気の強そうなタイプですが、以前来たとき気になってた女の子がいました。どちらかと言えばおとなしいアイドル系の若いこでした。今日もその女の子が居ました。

「わし、83番」

指名するとカウンターのマイクでマジックミラーの向こうの女の子を呼び出します。呼ばれた女の子はマジックミラーの部屋から出てカウンターで、バスケットに入ったタオルとかシャンプーの入浴セット一式を受け取り、お客と一緒に個室へはいる仕組みになっていました。

<<前のページ  次のページ>>

↑ページ最上部


E-mail:mail@travelmate.org
これは Travel mateのミラーサイトです。
ページ編集・作成:@nifty ワールドフォーラム