マレー半島北上 (7)
今日は、３月２９日、月曜日、本来ならバンコックのタイソングリートで朝飯食べているはずです。まだペナンです。朝起きて早速タイ領事館へ駆け込みまし た。
つたない英語ではあったのですが、昨日国境で追い返されたこと、今日ビザがとれないと汽車の切符が無効になること、学生で金があまりないので旅行日程が一日でも狂うのは大変痛いこと等を説明しました。
そのせいなのか、誰でもそうなのかは解りませんが、午後タイのビザ、もらえることになりました。運が少し付いてきたのかもしれません。
夜ペナンのおみやげ物屋で、財布２個、金メッキの（土産物屋の店員１８金と言ってましたが）鎖、しめて２３Ｍ＄の散財してしまいました。誰へのおみやげというわけではないのですが、つい買ってしまったのです。また１０ＵＳ＄が消えました。
そうだ、昨日２８日は私の２１歳の誕生日でした。国境でのごたごたですっかり忘れていました。去年の誕生日は、万博中央駅のアルバイトでホームの仮眠室で迎えたのを覚えています。今日は２段ベッドではありませんが安宿の相部屋です。人生あまり変わってないような気がします。千里丘陵よりはペナンは暖かい事が救いでしょうか。晩飯は一人でしたが、エビの中くらいのボイルした料理を注文しました、ロブスターと言うよりプラウン程度でしたが久々の豪華料理でした。しめて３Ｍ＄、また財布が軽くなりました。
翌３０日、おとといと同じ１３８便で国境へ向かいました、今回は当然スムーズにことは運び、ハジャイには１２時前に到着、乗り継ぎは１２：４７発の急行１２便が有りこれは寝台車もあって快適そうでしたが、料金が高かったのです。
次の便は、１３：１０発の快速、１６０Ｂに座席指定料金１０Ｂこちらに決定です。切符買って後でお釣り調べたら、どうも１８０Ｂ払ってしまったようです。 窓口を離れた後なので、文句つけようにも証拠がありません。この日の日記にこう書き付けています。
「ハジャイでボケーとしていて、駅員に１０Ｂぼられた。今週はツいてない、何度俺は失敗したら気が済むのか。人を怒ると言うことをせず、へつらうばかりだ。 へらへら笑うのは止めよう。人の良いあほに見えるばかりだ」
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