vol.133 マレー半島南下 (18)
今日はヒッチハイクを試みる日です。今まではお金払って交通機関を利用していました、バンコックで仕入れた情報では何人もがマレー半島のヒッチは簡単だといってました。特にマレーシア国内は人はフレンドリーだし、車もつかまりやすいのでおすすめとのことでした。
昨日はまじめに宿に帰ったおかげで睡眠時間も十分、気力も十分です。だいたいが今までは計画通りに朝起きた例しはなく、朝6時半起床と予定たてると一応は目だけは一回その時間にあくのですが、体がベッドから起きあがるかどうかということは別問題で、通常は二度寝の快感に負けて結局9時10時がいいところです。
それなら次の日に予定を回せばいいようなものですが、いったん目が覚めてしまうと後悔が先に立ってしまい、今からでも遅くはないや、すぐ荷物まとめて出
発しようとなるパターンがほとんどでした。
この日だけは違いました。7時には宿をでて、8時過ぎにはバターワースへ渡り8時半にはシンガポールへ南下する道路にたっていました。そういえば私はヒッチハイクなど日本でも一回もしたことありません。ただ今日からヒッチハイク
をしようと決めただけでその方法も、どんなものなのかなにもわからなかったの です。
実をいえば一回だけ日本でもヒッチしたことはありました。中津川のフォークジャンボリーというイベントの時、最終バスに乗り遅れて宿まで帰るのに友人と真夜中トラックに拾ってもらったことあります。ほんの10分か15分くらいの
ヒッチでした。
そのときは、ヒッチになれている友人でしたし、トラック便が多かったので30分も待たないで車止まってくれました。眠気覚ましの話し相手に私たち乗せようと思ったのに、目的地が10km弱先のところだったので、ドライバーむっとしていたことを覚えています。
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