vol.035 タイ・バンコク (01)
カウンターで、切符を搭乗券に代えて、荷物を預け、荷物につけたタッグの半片をもらいました。
日本航空のオネーサン 「この荷物の半券はバンコック到着したとき、荷物引き取るのに必要になりますから大事に保管してください。」
よく見るとこのオネーサン、割合かわいい方でした。ただ、香港の人と比べるとちょっと小太りずんぐりむっくりで、少しだけ、ほんの少しだけですが負けたかなという感じでした。
この後インドまで何カ国か旅行するわけですが、一般的に日本よりほとんどの国でスラッとした人が多いように思いました。
日本風体型の女の人が多いのは、ビルマです。ここに到着したときは何とはなしにほっとしました。アウンサンスーチーみたいな体型の人ビルマでは少ないですよ。
やっと出国の手続きが終わり、えらく厳しいボディチェックがあり、免税売店のある待合室に入りました。30分ほど待ったあと、私の乗る飛行機の案内がアナウンスされました。さあー、次はバンコックです。
飛行機の中も初めてではありましたが、周りに日本人が多いこともあって何とか無難に過ごせました。見よう見まねで同じ事をすればいいわけですから簡単と言えば簡単でした。
ソフトドリンクがでて、食事がでて、一寝入りして、タイの入国カードが配られて、飛行機はドンムアン空港へ着陸態勢に入りました。
地上の風景がどんどん近づいてきます。豆粒のようだった建物が大きく見え、道路の上を車が行き交っています。さらに飛行機は高度を下げ、学校の校庭らしい広場で子供が遊んでいるのが見えます。
工場の屋根をかすめるように飛行機は高度を下げ、工場の敷地に生えている樹に手が届きそうです。
一瞬にして、建物とか道路とかがとぎれ、視界にはだだっ広い原っぱが見えてきます。飛行場の敷地内に進入したようです。
「ドスン」と機体が揺れ、「ゴー」 とエンジンの音が急に大きくなりました、無事着陸したようです。
|