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トラベルメイトトラベルメイト98

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「トラベルメイト98」
  1. 【  現実旅行編(6) 】

    ○空港にて

     数々の難関をくぐり抜けやっと空港にやってきました。ここで安心してはいけません。空港は色々な非合法な商売が本業の人の職場でもあります。人の動きが激しく、お金もほとんどの人が日頃よりたくさん持っている(少なくとも郊外のスーパーに行くより多いお金を持ってるはずです)、カメラとかビデオなどの金目の物を持っている。お宝の宝庫です。ひと仕事して、出国してしまえばほとんど捕まえることは不可能です。旅行から帰国してきたときに物を取られるのはまだ少しはましです。出発前に超貴重品いっさいを取られて出発できなくなるよりは。

     旅行日常品を盗まれても、大打撃です。出発前に着の身着のままになるわけですから。手口は単純です、日本で一仕事をした窃盗団の日本最後のお駄賃です。出発前に空港出発ロビーを一回りします。

     ひょいとだれも見ていない荷物を持っていきます。そのままその荷物を持って自分の乗る航空機のカウンターでチェックインです。鍵がかけてあっても蛇の道は蛇、合い鍵であけるか鍵を壊すかします。1時間後、荷物は本来の持ち主の手を放れて、現在の所有者の目的地へいちもくさんです。

     パッケージに申し込んだ人とか航空券が空港渡しの人は通常2時間前に指定のカウンター前に集合になります。たまにピークシーズンの時は、混み合うため3時間前の集合になることがあります。よく出発案内を読んでください。航空券が前もって手元に渡っている人は、利用予定の航空会社のカウンターに1時間半前位で十分間に合います。

    ○チェックイン

     機内持ち込み以外の手荷物をの重さを量って、目的地への荷札を貼り、荷札の半片をもらいます。同時に航空券を搭乗券に代え、この時座席指定をします。ビジネスクラス以上は前もって座席指定ができる場合が多いのですが、エコノミーのましてディスカウントの航空券は出発当日空港でしか、座席指定はできません。このような一連の手続きをチェックインと言います(チェックインは、ホテルの宿泊手続きの時も使います)。

     カナダ、USA等は、荷物は重さではなく大きさと個数による制限があります。詳しいことは乗る予定の航空会社に問い合わせて下さい。チェックインに関しては、機内預けの手荷物のX線の検査があったり、団体の時は自分の荷物が隣のグループの荷物と混じらないようにチェックしたり実際はもっと沢山の作業と注意点がありますが、ここではこの程度にしておきます。

    ○集合場所とチェックイン場所

     パッケージの集合とか、航空券の空港渡しのため団体カウンター前に集合しますが、同じ場所でチェックインができるときと、集合場所はあくまで集合場所で航空券をもらうだけで、その後荷物を持って実際の航空会社のカウンターへチェックインをしに行くケースとあります。

     どちらになるかは、各航空会社の方針とあなたが持っている航空券の予約が個人予約で入っているか、団体扱いなのかによって違ってきます。あまり簡単な話ではないので、初心者の時は集合場所とチェックイン場所が違うこともあると覚えておいてください。

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