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「トラベルメイト98」
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【 昔の旅行者(9) 】
<日本のことも調べておこう>
の次に
<予備知識があれば旅は楽しい>
とあります。
予備知識の吸収方法として3つの方法が取り上げられています。
(1)新聞の海外旅行関連の記事切り抜き
(2)外国の美術館展とか博物館展があったら見ておく
(3)百貨店などで各国の催しものがよくあるので見ておく
今でもこういう方法を考える人いるとは思いますが、ほとんどの人はガイドブックかインターネットあるいは実際に旅行へ行ったことある友人からの知識吸収が多いように思います。
私ら自分自身を振り返ってみると、この頃すぐ思いつくのはこの三つの方法ではなかったかと思います。でも真面目にこれを実践してた人あまりいなかったように思います。大部分の人が旅行費用のひねり出しに日々苦労してましたし、旅行に直接的に関わってくる、切符とかホテルの手配でもものすごく非効率なしんどい作業せねばなりませんでしたから。
こういう知っていたらきっと楽しいと思われる所まで手が回る前に出発日が来てしまったように思います。
この機関誌にもこう書いてありました。
「しかし、それを実行してる人は少ない」
そうでしょうとも、そうでしょうとも、やりたかったけどできませんでしたよ、私の場合。
次に具体的な旅行コースとその費用についてのページになります。
<旅行期間>
1972年5月〜9月末まで(138日間)
<コース>
日本−ソ連−ウイーン−−−−ヨーロッパ−−ロンドン−東京
<旅行費用>
準備費−¥79,043.
保険料−¥8,766.
滞在費−¥235,865.
日本〜ソ連〜ウイーン−¥111,530.
ユーレルパス(2ヶ月間)−¥66,400.
英語学校の授業料(1ヶ月間)−¥68,283.
航空運賃(ロンドン−東京)−¥106,530.
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総合計¥676,537.
金これだけ貯めるの大変ですよ。大体月1万円貯めるの大変だったですから。
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