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「トラベルメイト98」
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【 旅行トラブル実践編:病気(4) 】
感染症への対応方法
四つの感染症の中で、「呼吸器感染」と「経皮感染」はかなり偶発の部分が占めますので、あなたに出来ることは、見るからに病人っぽい咳とかくしゃみを連発している人には近づかないこととか、昆虫類に刺されない容器を付けることくらいです。
街の中では昆虫類といってもそうそうはいません。田舎町とか山の中、草原などの自然の中では特に気を付けなければなりません。
特に「飛びもの系」で気を付けなければならない物は「蚊」です。旅行中、蚊ほどいやな物はありません。(蠅もうるさいですが)一匹でも夜眠れないことありますし、刺された後がかゆいので、かきむしった結果、腫れ上がって化膿したり....ま、ろくな事ありません。
マラリアの感染源は「蚊」ですし、日本脳炎もそうです。蚊取り線香は蚊のシーズンには必需品です。でも蚊取り線香よりもっと良いものがあります。蚊帳です。蚊帳がある部屋なら暑いときでも窓を開けっ放しにして眠れますし、煙で喉をやられることもありません。火事の心配もありません。
もちろんクーラー付の部屋に泊まれるなら、窓を閉め切ってしまえば蚊に煩わされないで快適な生活が出来ますが懐具合によってはクーラー付の部屋に泊まれないこともありますでしょう。そんなときでも最低でも蚊帳が付いた部屋を選んで下さい、スコシくらい高くてもかまいません。快眠のためには費用を惜しまないで下さい。
部屋あまりにも安すぎると、「飛び系」以外でも強力なのがいます。ナンキンムシです。シーツが洗濯したての真新しい物であっても、電気消して寝ると、猛烈なかゆみに真夜中起こされます。
ジンマシンが出たのかなと思って手とか足を見ると妙に一直線にそろった赤い斑点がたくさん付いています。シーツの上が何か騒がしい感じもします。ヨーク目を凝らしてシーツの上見ると、小さな虫が光から逃れようと大移動中です。これナンキンムシって言います。チフス等配達したりする虫です。
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