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「トラベルメイト98」
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【 旅行トラブル実践編:出発前に(9) 】
2)観光でくくれる旅行は、観光で申請する。
語学研修で3週間アメリカへ行く時、留学、とか視察のビザ申請する人はそうはいないでしょうが、たまに頑固に勉強に行くのだから留学でとがんばる人います。留学のビザ申請してもかまわないですが、すぐには間に合わないです。
インドのさるレストランに数ヶ月見習いではいることを、おじさんだったか親戚の人が決めてくれた人がいました。この人も料理の勉強に行くのだから観光ではない視察か訪問のビザだと判断して自分で大使館に相談して、そのようなビザ申請しました。
当然沢山の書類を要求されます。それをそろえて申請するとその書類が日本のインド大使館から本国に送られて、本国で審査があって時間が経ってその結果が日本へフィードバックされて、新しい書類が必要になって結局6ヶ月待ってもビザおりませんでした。
現地で給料もらって働くのならそれなりのビザ取っていかないとインドの入管がうるさいでしょうが知り合いの子供預かって料理教えるのに、誰もうるさいことは言いません。観光で6ヶ月間滞在すればなんの問題も生じないケースです。
ここで大使館の人がこのケースは観光で行けばと教えてくれたら、すんなり行ったかも知れません。でももしそう説明して何かトラブル起こったら、担当者が絶対に責任取らされます。申請のこつわからず、なおかつ超まじめに考える人は臨機応変という言葉は辞書にないですから、とんでもないトラブル起こすことあります。ちょっとした親切心では関われないケースです。ほら、「さわらぬ神にたたりなし」と言うではないですか!
私らもこういう人を前にすると、すごく慎重になります。アドバイスしてあげた方が親切なんでしょうがそのアドバイスがわかるレベルまで行ってない、建前のみ知ってる人。本人もっと大変なことにこれからなっていくのでしょうが巻き添えはごめんです。
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