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「トラベルメイト98」
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【 旅行トラブル実践編:出発前に(1) 】
前書きで、旅行関連のものは元々トラブルになりやすい商品だと言いました。
それに消費者の側、旅行関連企業の側の両方のイメージと現実の落差によるこんなはずではと言う勘違いの例もかなり前に話しました。ここからは、そう言うベーシックなものではなく、もっと現実的な気を付ければ少しはましになるトラブルを取り上げていきたいと思います。
出発前にもかなりのトラブルはあります。ほとんどが旅行の手配内容が希望したものと違うと言うことです。出発前に気が付けば、まだ処理のしようがありますが、出発後ではこれはなかなか大変なことになります。
旅行のベテランになると、間違いやすいこととか場所、は大体からだで覚えてますから回数はぐっと減ります。注意するところと気を抜いて良いところがわかっていますから四六時中の緊張が必要なくなるのもトラブルには特効薬です。慣れてくると可能性はゼロになるかというとそうでもなくベテランが故の大きなポカも希にではあります。
旅行の回数が多くなると、自分にあった旅行会社と係り員が出来ます。通常はスムーズに事が運ぶのですが、お客さんが慣れてると、旅行書類をいちいちチェックしません。しかも最近は東南アジアでも、ビザなしで行ける国が増えてます。バリ島へ飛ぶときなどほとんどパスポートのチェックしません。これが初心者らしい一見さんなら一応有効なパスポートお持ちですかと聞くところです。
本人も何回もバリ島行ってると、パスポートにそう関心を持ちません。有効でさえあればビザなしで飛べるんだ位の関心しかありません。ところが、インドネシアはパスポートの残存有効期間が6ヶ月を切ってしまうと、ビザなしでは入国できません。出発当日成田空港でUターンです。
あなたが旅行慣れしてないときのトラブルはあらゆるものに起こってくる可能性があります。まず
1)航空券
*安さばかり追い求めると
出発当日空港で渡される予定が、「ない」!!!
ここ1年前くらいから、それまで超低空飛行続けていたところは大体つぶれてしまったようですから少しはリスクが減ったとは思いますが、まだまだ景気悪いですから、ほかと比較して異常に安いときなどは要注意です。
*AB ROADにもカラーで何ページもの広告出してるから「安心」
とはいえません。
ジェットツアー、四季の旅社、ミックツアーこれら見開き何ページかのスペースで毎回広告出してました。AB ROADって広告料高かったんですよ。(今ページ数減ってこじんまりとしましたので少しは安くなったかも知れませんが)この広告料誰も負担してくれません。申し込んだあなたの支払代金の中の利益から、リクルートへ支払われます。利益が出ないときは、もちろん赤字になります。赤字が大きくなって資金が回らなくなったら、前の日まで電話に出て営業していても、「その日」には空港に航空券ありません。
*航空券あっても自分の希望したものと違う
前もって航空券現物をもらうのが一番確実ですが、現物を渡すには空港渡しよりコストがかかります。(自社発券でお客さんがピックアップに直接来られる場合はコストが安いですがそれ以外は空港渡しがコストかかりません)航空券のかわりに予約の確認書が送られてくると思います。これを隅から隅まで読むのです。
A)名前の確認
B)便名、出発日、出発時間、集合場所、出発空港名
C)目的地、(特に同じ名前、似通った発音の町、日本語の発音は同じ
漢字名が違う)
D)日程表の日時の確認(日付変更線、夜行便、ほとんどの国は24時
間制の表記、北米は12時間制表記)
E)オープン、FIXの条件確認
*この条件は単純にオープンが帰国便の日時変更できて、FIXが
日時変更できないと覚えただけは、まだ不十分。FIXオープン、
とか有効なんて言葉もあります。通常、オープンの航空券は何度
でも指定航空会社なら変更可能ですが、一回に限り変更可、とか
変更可だけど一回50ドル変更料必要とかの変則パターンありま
す。
*出発前一ヶ月を切っての申し込み
これは航空券だけに限ったことではありませんが、キャンセル料がかかるのかかからないのか入金はいつまで、出発希望日が満席でキャンセル待ちになったらどういう扱いになるのか、しっかり条件を聞いておく。この部分旅行会社によってかなり扱いが違います。
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