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「トラベルメイト98」
  1. 【 旅行のトラブル編:前書き(1) 】

    現実旅行編はちょっとずるさせていただきました。かなりトラベルメイト95より引用させてもらいましたでも、WIN98だってWIN95と、かなり一緒の部分ありますので勘弁して下さい。

    さてここからまた新しく書いた部分が始まります。内容はトラブルのことです。これについては今ままでの項目の中で折に触れ説明してきました。ですのでダブることも多いとは思います。おさらいもかねて読んで下さい。

    旅行のトラブル編:前書き(1)

     最近よく言われる旅行中のトラブルに関しての決まり文句に「トラベル」と「トラブル」は同じ語源から出てきたものでそれ故トラベルはトラブルが多いものだと言うのがあります。私達も、70年後半からこのフレーズを使って説明してきましたのであまり大きな事はいえませんが、こういう語呂合わせは何となく納得はしやすいですが、実際には何も説明してないのと変わりません。

     確か前半の部分でこのフレーズ使ったような記憶もあります。あったらごめんなさい、本当はなんの意味もない説明です。ゴロがいいだけです。

     旅行、特に海外旅行に関して「トラブル」が多いのは、ほんの三十年前から始まった業種で安定期に全然入ってないからです。しかも近年の社会の変化のスピードがもろに直撃している業種でもあるからです。安定期が来る前にもう地盤が動き始めていて地面に根を張ろうと毛根を伸ばし始めると、地面は次の段階へ動き始めているのです。

     この業界の性格は、海外での優雅な演劇鑑賞とか、一流レストランのディナーを売りながら,走りながらでも食べられるおにぎりとか、ハンバーガーしか受け入れないものなのです。

     インターネットの販売に一番適していると思われる業種の上位三つは(1)パソコン(2)旅行(3)書籍と言われています。もっとインターネットに適した業種が今後出てくるかもしれませんが(例えば銀行とか証券会社は、旅行業界以上に適しているように思います。)今のところは上位2位になっています。

     パソコンの業界のように3ヶ月単位で流れがくるくる変わるほどの早さと偶然性はありませんが1年単位では変わっていくと思います。旅行会社に代表される旅行業界は、先の見通しをもって経営したり、企画したり営業したりは、ほとんど出来ない状況になってきてます。

     出来ることはとにかく止まらないで走り続けるのみ、先頭集団から脱落すればビリッケツも20位もそうは変わりやしません。今までのように大量にただ安いだけの航空券とか、なんの変哲もないパッケージは廃れて、その人にあった個性的な旅を手配すればまだまだ旅行会社も存在価値はある、とよく言われます。

     こうも言われます。必ずどんな業種だって隙間はあるわけだから、それをねらって一風変わった旅行を考えれば需要は絶対あるはず、大手では手が出せないニッチをねうのが今後中小の旅行業者の課題だろう。

     そんなもん皆わかってますって。もうつぶれた沢山の旅行会社も、まだ生き残っている旅行会社も、ほんの少数の儲かっている旅行会社も(彼らもいつ状況が逆転するかわかりません。)、とにかく止まらないようにペダルこぎ続けていたか、続けています。その中での分析はは寝てもさめても考えてはいます。(下手な考え休むに似たりであってもです)

     ニッチとは隙間です。隙間に入れるものは少数です。チャンスは非常に少ないリスクの多い方法です。個性的な旅を手配するにはコストがかかります。面白い情報を探すには時間と金かかります。普通の人が気が付かない面白いもの探せる人は、時給700円では働いてくれませんし、自分が面白いものを探せる人だったとしたら、時給700円では働きたくありません。

     個性的なものが、マーケットに受け入れられるかどうかはやってみなければわかりません。今まで通りのことやっていれば、それの改良であれば少なくともおお外しはありません。2年後ずれにずれてぱたっと、商品が売れなくなるかも知れませんが、「かもしれない」であって今まで通りのことやってれば3ヶ月はめどが立ちます、こちらの方が今はまだ確実です。

     皆さんが、消費者として関わっておられる旅行の業界はこういう状況です。(ま、もっとも銀行関係よりはまだ健全でしょうが)

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