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「トラベルメイト98」
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【 現実旅行編(13) 】
〇入国手続き(入国管理)
航空機は無事目的地に到着、入国手続きが始まりました。初めてですとかなり緊張しますが、要はパスポートのチェックと、ビザが必要な国ならそれを持ってるか、後この国へ来た目的、滞在予定期間、どこに泊まるのかの質問くらいです。
目的は当然観光です、滞在予定期間は厳しく制限されてる国以外まあ適当に自分の滞在予定の期間に少し色を付けたくらいでいいでしょう。どこに泊まるのか、これもほとんどの国でまあ有名なところを行っておけば大丈夫です。シェラトンとかホリデイインとか。もっと安い旅行なら、YMCAはほとんどの国の大都市にありますからこれでもよいかもしれません
泊まるところが決まって無ければ、前もってその都市で一般的な観光客向けのホテルの名前はガイドブックからピックアップしておいてください。入国の時泊まるところは決まってませんと言うより、ホリデイインに泊まるとすらすら言えた方が入国時のトラブルが少なくてすみます、実際に泊まるかどうかはこの際問題ではありません、言いよどみ無く質問にすらすら答えられるかどうかが一番の問題です。
〇荷物の手続き(税関)
入国手続きが終わると、日本出発の時に預けた荷物が出てくるベルトコンベアーの前で自分の荷物が出てくるのを待ちます。通常ベルトコンベアーは1個ではありませんから、自分の乗った便の番号が出ているコンベアーの前になります。
日本出発前にナイフ等をボデイチェックの所で預けさせられた人は、引換券を持って自分の乗ってきた航空会社の係員を捜します。引き替えの方法は、各空港によって違いますので係員にいちいち聞くしか方法はありません。
コンベアー(ターンテーブルとも言います)の回りには、荷物を乗せるカートが用意されていますから、ボーッと荷物が出てくるのを待ってるんじゃなくカートをまず確保します。そうこうしてるうちに荷物が出てきます。荷物が全部出てきたらカートにのっけて税関の手続きに向かいます。
この時回りには最大限の注意を払ってください。
貴重品を入れたバッグ(A)と(B)は、肌身話さず自分の視線が届く範囲においておくのが鉄則です。カートの上において、コンベアーの上から預けたバックをひきずり降ろしている間に、今あった貴重品を入れた荷物が、振り向くと無くなっているというのはよくある話です。
税関は、持ち込みの無税の酒とかタバコ、カメラなどの高価なものの持ち込みの検査とか麻薬のチェックをするところです。北米の、カナダとかUSA、西ヨーロッパ等は、税関の検査はよほど麻薬の持ち込みなどを疑われない限り申告書を提出するだけで終わります。そのほかの地域は例えば東アフリカはそんなにチェックがきつくないですが、西と中央アフリカはかなり厳しい検査があったりします。中近東、西アジアも厳しい方に入ります。
一般的に西側諸国と言われる所は入国の時の税関検査は緩やかです(USAにわざわざソニーの8ミリビデオカメラを売るため持ち込む人はいませんでしょう)。旧東側諸国、中近東、西アジア等は厳しいようです。こういう情報は、大使館とか観光局に聞いてもあまり的確な答えは期待できませんから、実際に旅行した人を捜して聞くしかありません。
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