インド・カルカッタ (17)
夕食は3人でまたリージョンソン。大都市でないと中華高くて食べられません。カトマンズまで数日間はマトンカレーかベジタリアンカレー、ここで食べだめしておかないと。
高田さん
「田森さん、病院どうだった」
「いいもわるいも、消毒の脱脂綿使い回しですよ。包帯も私の分のほうがきれいな様で。順番待っててすわってるベッドのシーツが膿か粘液かしらんですがべとっと濡れとるんです。やっとれんです、逃げてきました。」
「すごいなー、今度も女医さんか、看護婦さんは赤いサリーで 」
ひとごとだと思って、考えることは皆同じ。じつは私も少しは期待はしておったのですが、人生甘くはありません。
「サリーはサリーですが、頭にキャップもしてませんし、サリーの上に白衣着ているのは女医さんみたいでした。私の担当はおやじでしたけど。」
私ら、インド入国数日にして医療関連フェチ、特に看護婦さんフェチになりそうでした。
<<前のページ 次のページ>>