ビルマ・ミャンマー (23)
朝から今日はざわざわしています。YMCAの入り口に小屋のような物が作られ飾り付けがされています。何かのお祭りがあるようです。こう言うときは町中をぶらぶらするのが面白いのですが、残念なことに歩けません。その上熱は下がったようですが全身だるくてたまりません。
高田さんと池野さん部屋まで来てくれました。
「明日行くよな、行くなら空港行きのバス頼んでくるけど。」
結論がまだ出ません。インドへ行くべきか、バンコックへ帰るのがいいのか。
「多分行けると思います。熱下がりましたし、少しなら一人で歩けますし。」
一人で置いておかれるのも困るし。
「そう、じゃあ、明日朝バスでピックアップしてもらうようにしておく。」
「あ、それと今日は旧暦の新年だから、町歩くと水ぶっかけられるよ、あんた、足怪我してるからYMCAから外へ出ない方がいいと思うよ。」
今日は新年!旧暦元旦!町ぶらつきてー。運がありません。
2人が出かけた後、部屋の窓から見物することにしました。
バナナの葉で葺いた小屋の中にはドラム缶が置いてあり、水道からホースが延びています。バケツとか洗面器が数個置いてあり、前を通りかかる通行人とか乗り合いバスに水をぶっかけるのです。面白そー。
若い女の子とか、アベックは特に集中攻撃受けているようです。これは大変よろしいお祭りです。ずぶぬれになると、ブラウスとか腰巻きが体にピッタリ張り付き凄く色っぽくなります。やれっ!やれっ!、もっとやれー。
お昼は、動けませんからYMCAのレストラン。金がかかって仕方ありません。まだ関節が怠く体の動き元に戻っていません。風邪薬飲む必要がありそうです。もう一汗かけば足を除いて元気にはなれそうです。
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