vol.081　ラオス (03)

１０分ほど待たされましたが、英語を話すスタッフが来て（と言っても彼の英語は私らのものと５０歩１００歩でした）料金は心持ち割り引いて１３＄と言うことになりました。 　

予算をちょっとオーバーですが、ま、初日ならこんなもんでしょう。今日ビエンチャン市内観光中にもっと安いところを探せばいいことです。 　

遅い昼食を近所の食堂でとって市内観光に出かけました。まずはメコン川に行ってみました。ビエンチャン市内を流れるメコン川は川幅は狭く対岸はもうお隣のタイ領でした。現地の人は渡し船でかなり自由に行き来しているみたいで、ほんとにここが国境かよと思えるくらい現実感がありません。ラオス側の河洲の端 に立つとタイ側の対岸は石を投げても届くくらいの距離に見えます。気候もバンコックのようには蒸し暑くはありません。特に河原なので川面を渡ってくる風も さわやかです。久々に童心に帰って走り回りました。

中村「先輩、もうそろそろ間組の事務所に行ってみるなら時間が時間ですよ。早くしないと。」
私「おっ、そうやそうや、間に合うかな今から」
中村「あのバタバタつかまえて急げばいけるんじゃないですか」 　

事務所が何時に閉まるか実はわかっていませんでした。多分５時か５時半くらいまでは開いているはずです。
こういう時に限ってオート力車つかまりません。やっとつかまえて地図見ながら何度も道に迷って、それらしい事務所の前に到着したときは、門番らしいおじいちゃんしかいませんでした。仕方ありません、明日の朝にもう一度来てみることにしました。