vol.074 タイ・バンコク (40)
月曜日になりました。やはり昨日のジミーとトムのことは気にかかります。
一晩中胃の後ろの背中が重っ苦しい感じでした。中村はラオス大使館、小林、田中 はパタヤのバスの券とホテルの予約に出かけました。私は今日は何もやる気力が起こりません。
部屋の中でほぼ一日中寝っころがってました。朝昼とタイソングリートのレス トランで食事して、夕方6時を待ちました。
たぶん、あいつら私を騙したのでしょう。でもそうではないかも知れない、偽名かも知れないけどタイ語の名前ももらってるし、暴力ふるわれたわけでもないし。
5時半過ぎからそわそわし出しました。あまり早めにレストランに降りて待ってると場が持たないし、彼らおごるならタイソングリートのレストランじゃないだろうし、そうなるとやはり6時ちょっと過ぎの、6時15分くらいがいいとこです。
実際にレストランのテーブルに座ったときは6時20分を過ぎていました。回り見渡しましたが、彼らの姿は見えません。そう早くは彼ら来るはずありません。
目がロンパリの兄ちゃんが注文取りに来ました。一応は聞いてみた方が良さそうです。
私「俺宛に、タイ人の2人ずれ訪ねてこなかったかな。6時の約束だったんだけど」
ロンパリ「6時に約束したのか、じゃあもうすぐ来るかもね。7時くらいまでは遅れたうちには入らない。」
「ちゅうもんは?」
私「コーヒー」
ロンパリ「スープにフライドライスは?」
ほとんど最近夕食は、卵焼き飯にスープでしたから顔も注文品も覚えられていました。
私「友達と食事する予定だから後でいいよ。」
ロンパリ「そう。」
7時を過ぎました。まだ来ません。 7時半過ぎました。青学の三人組帰ってきました。
小林「疲れました、一日中市内回ってました。」
中村「ラオスビザ明日取れます。後で来ますからラオスのこと教えてもらっていいですか。」
私「ああええよ。」
8時過ぎました。中村が来ました。30分ほど話をしました。地図とか詳しい資 料は部屋にあります。ですから彼との話はあさってのバンコック出発の時の打ち合わせの話でした。
もうそろそろ9時になります。やはり騙されたのでしょうか。お腹も限界に近 づいています。ロンパリのにーちゃん呼びました。
「エッグフライドライス、アンド、チキンヌードルスープ」
普通なら「チキンスープ」を頼んだところですが、今日はお腹が減ってます 「チキンヌードルスープ」にしました。
料理が運ばれてきました。なるべくゆっくり食べました。 時間は9時を過ぎました。もうたぶんかれらは来ないでしょう。やはり騙されたようです。
貴重な一万八千円、たった2時間弱のボートツアーに使ってしまいました。 今日は昨日以上に疲れました。明日一日また部屋でボーとすることになりそうで
す。
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