vol.062 タイ・バンコク (28) 黄色い水を飲む
私「これなに」
トム「花から作るんだ。」
私「なんて言うの、これ。」
トム「ナーム、ゲッ、フォ」
私「えっ、もう一度」
トム「ナーム、ゲック、フォイ」
黄色い水は、菊の花の香りがしました。ちょっと甘くなかなか喉越しのいい飲み物でした。
もう2時間近くバンコック市内を回っています。自分一人で、ガイドブックもまともに見ないでぶらぶらしてるよりも、数段上の充実感です。やはり現地の人と友達になると全然違います。チェンマイの酒池肉林はまだのようですが。
こんなに親切にしてもらってるのにこちらは何もしてあげられません。せめて 写真を撮ってあげるくらいでしょうか。
私「一緒に写真撮ろうか。」
ジミー「いや撮ってあげるから、仏像の前に立ってよ」
私「有り難う、じゃあトム一緒に撮ろう」
トム「いや私はいいよ。タイの仏教徒は写真はあまり撮っては行けないことになってるから。」
私「日本へ帰ったら送ってあげるから、一緒に撮ろう」
トム「いやいいよ、僕らは写真駄目だから」
私「じゃあ、ジミーはどう?」
ジミー「私ももちろん駄目だよ、特にお寺の中では私達の写真撮っては行けないことになってる。」
日本より宗教にどっぷり浸かってるこの国では若い人もまだ戒律を守る人もいるようです。無理に薦めてもしょうがありません。お寺をバックに私だけ数枚写真撮ってもらいました。
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