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「トラベルメイト98」
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【 現実旅行編(8) 】
○免税売店/ボディチェック
出国手続きを終わると免税売店があります。酒タバコなどが海外に持ち出すことを条件に無税になっています。香港とかアムステルダムはかなりゴッツイお店です。安いからと言って酒やタバコをたくさん買うのもよいですが、これから飛ぶ目的地の国へ無税で持ち込める範囲に収めておいた方が無難です。通常、酒は1本か2本、タバコは1カートンくらいが免税範囲になってることが多いです。まあ、買うとき免税売店の係員に確かめた方がいいでしょう。
ボールペンとか電卓などの小物も売ってますから、出発前に買い忘れた物を用意することもできます。免税売店でうろうろしていますと、出発30分くらい前になると航空機への搭乗案内が始まります。
次はボディチェックがあります。このときは、ナイフとか金属製の武器になりそうな物のチェックです。当然、スイスアーミーナイフはダメですし、ハサミも大きな物はダメです。
国によって色々な基準があるので一概には言えませんが、日本の基準ですとナイフっぽい物は小型のペーパーナイフくらいまで、ハサミは小学生低学年様の先の丸い小さな物くらいは大丈夫なような気がします(もし不幸にして、刃物を荷物に入れていたりしたら、いったんここで預けて、預かり証をもらいます。そして目的地についてその空港で、自分の乗ってきた航空会社の係員から預かり証と引き替えに返してもらいます。でもたまに、預けた刃物がいつまで経っても出とこないことがあります。今日は時間がないので後でと言われて結局行方不明と言うこともありますので、刃物類は出発する空港で機内預けの方に入れておいてください)。
高感度の写真のフィルムを持ってる人は、できましたらX線の検査機を通さないで係員の手作業での検査をしてもらった方がいいと思います。感度ASA400くらいまでは回数が多くなければ検査機を通しても大丈夫でしょうが、800ー1200くらいの感度の物ですと画質に影響が出ることがあります。
お金類もボディチェックではコンベアーに全部置くわけで、かなりこれが不安な国もあります。ボディチェック後は一応所持金を数えておいてみた方がいいです。少なかった場合直ぐ最寄りの係員に申告してください。お金が少なくなったよと。現場を離れてからの抗議はくその役にも立ちません。
この後はちょっとした待合い室があって、ソフトドリンクとか軽食を売っています。電話もここにはありますので、機上する前に友人などと連絡を取ることができます。搭乗時間が来たらアナウンスがありますので指定のゲートの前から搭乗します。空港とか便の都合によっては直接ゲートから搭乗するのでなく、いったんバスに乗って空港の隅っこにある飛行機まで行くこともあります。
v 以上が成田空港の出国から搭乗までの流れですが、香港のように出国手続→ボディチェック→免税売店→搭乗の順序になっているところもあります。
出国の前には税関のカウンターもありますが、高価な物を日本から持ち出すときの申請以外普通の人には用がありません。出国の時も税関があることを覚えておけばいいでしょう(古美術品の持ち出しを防ぐため、出国の時の税関がかなり厳しいチェックをする国もあります。)。
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