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トラベルメイトトラベルメイト98

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「トラベルメイト98」
  1. 【 旅のパーツ(2)】

    あまり面白くない話が続きますが、面倒ならざっと読むだけで結構です。

    <4>その他の書類

    (A)国際運転免許証
      海外でレンタカーなどを運転する予定のある人は必ず取っておいてください。国によってまたレンタカー会社によっては日本の免許証の提示も必要とされることもあります。(国際免許は不要で日本の免許証だけで運転できるところもあります)

    (B)国際学生証
      学生しか用のない証明書ですが海外でも学生は優遇されますので取っておいて損はありません。

    (C)国際青年割引証
      学生でなくとも26歳未満の人なら誰でも取得できます。学生と同じようには扱われませんがそれに準じる扱いは受けれます。

    (D)国際ユースホステル(YH)会員証
      YHを利用しながら旅行する人には必要です。すべての国でYHは安くて便利かというとそうでもありません。ヨーロッパとかオーストラリアなどはなかなか利用価値はありますが、東南アジアとか中近東、南米などでは数もあまり多くなくあっても町の中心からかなり離れていたりしてむしろ、YMCAとかYWCAの方が便利かもしれません。詳しくは自分で調べましょう。

    <5>各種カード類
      カード類の中で一番重要なのはむろんあのクレジットカードです。後は各航空会社のFFPカード(利用したマイル数に応じて優待してもらえるカード)、そのほかは各ホテルチェーン、レンタカー会社、電話会社、などの会員カード。ビデオレンタルのブロックバスターの会員カードは海外のたとえばバンクーバーのブロックバスターでは使えませんでした。シティバンクのキャッシュカードは海外の支店でもお金を引き出せますからこれは便利です、ただし日本のシティバンクの口座にお金が入っていればの話ですがね。

    <6>外貨
       通常面倒くさくはないのがアメリカ合衆国のお金アメリカンダラーです。全世界どこの国でも、地方でもだいたい現地通貨に交換可能です。日本円も国際通貨の仲間には入っていますので日本円を直接持ち出しても通用することが多いですが、アメリカンダラー(米ドル)ほどポピュラーではありません。何百万も何千万円も持ち出すのでなければ、どの外貨で持ち出したら有利かなどと考えない方がいいと思います。素人が為替の事で思い煩うのは、下手な考え休むににたりであまりいい結果を生み出すことはありません。

    (A)現金
      文字どおり現なまです、世の中に悪い人がいなければこれほど使いやすいものはありません。落としたり、紛失したり、盗まれたり、したときは現金は無記名性のものですから、今現在の持ち主が使う権利があるという決めごとがありますので諦めるしかありません。

    (B)トラベラーズチェック(旅行者小切手)
      旅行者小切手とも言います。金額の1%を購入する銀行で支払って作ってもらいます。サインするところが2カ所有り一カ所に購入時に本人のサインをします。そして海外で現地通貨に交換するときにもう一カ所にサインをし(カウンターサインといいます)、両方のサインが一致したら、小切手の額面分現地通貨に交換できるというものです。カウンターサインがない小切手を、なくしたり盗まれたりしても再発行してもらえることになっています。そのために購入時に1%の手数料を支払うわけです。米ドルが一番ポピュラーですが、日本円、英ポンド、独マルク、仏フラン、スイスフラン、カナダドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなどもあります。

    (C)キャッシュカード
      日本国内に出発前に口座をつくって引き出しは海外というすぐれもんです。シティバンクが一番です。これとよく混同するのにクレジットカードのキャッシングサービスがあります。こちらは自分の口座のお金を引き出すという事ではなく、ある一定の限度額まで借り入れが出来て海外で引き出せるだけなのです。

    <7>海外旅行保険
      転ばぬ先の杖、これも絶対掛けてから出発。地獄の沙汰も金次第というのは本当に本当のことです。特に救援者費用というのを忘れずに。これをきちんとかけておくと、旅行先で死にそうな事故にあったとしても、確か二親等以内?の人なら救援という名目で保険金の限度額以内ではありますが現地への渡航滞在費用が保険会社から支払われます。最後の親孝行ができるかもしれませんよ。

    <8>ホテル
      現地に到着してから探す方法と、日本から予約をしていく方法とあります。いずれにせよ最低限のことは、自分の行く目的地にどんなホテルがあるか料金はいくらくらいで空港からどのくらい離れているかくらいは調べて出発してください。行き当たりばったりの自由旅行をしたいと思ってるあんたもせめて最初の一泊くらい予約してから出かけること、それもいやなら、100歩譲って自分の泊まれそうなホテルのリストくらいは鞄の中にいれていきましょう。

    <9>レンタカー
      特に北米大陸とかオーストラリアは、もし車の運転ができるのでしたらレンタカーはお薦め、ぐんと行動の範囲が広まります。緊急の時は車の中でも眠ることはできるし、ちょっと町を離れたモーテルはぐっと安くなります。このときもかけれるだけの保険は掛けていってください。歩いているとき。よそ見をしていて他人にぶつかってもそう大きな事故にはならないでしょうが、車を運転していて、歩行者にぶつかると(つまりはねてしまうと)イクスキュウーズミイではすまされません。

    <10>ガイドブック 、海外旅行関連の本
      もし海外旅行が始めてで、ほとんどそのことを知らない場合はまず、「格安航空券ガイド、AB ROAD、地球の歩き方シリーズ、」位は熟読とは言わないまでも一応目を通していってください。これ以外に、紀行文、日本人論、学問っぽい海外旅行の本、は読まなくとも結構です。人の体験、考えをありがたがるより自分で体験すればいいのですから。

    以上で旅のパーツの一口案内は終わりです。ここに取り上げてあるようなパーツを使って旅行を作って行くわけです。大まかにこんなものがあると頭の中にパーティションを区切ってください。

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