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140. 【　旅行トラブル実践編：病気（６）　】
     
     (食い物では無理しない）
     
     　食べ物関係は特にあなた自身の好き嫌いを最優先にして下さい。旅行中はあなたの偏食を直すための期間ではありません。特に慣れてないときは、自分が食べたいと思ったもの以外は食べる必要ありません。（食べたいと思うものがないときは食べられそうなもの、それもないときは果物ジュース類、それもないときは、旅行中止して帰ることです。あるいは、インスタントラーメン持っていくとか）
     
     　知らないこと慣れてないことを、本で読んだり、ＴＶの番組で見たり、新聞で読んだ知識で判断、実行するのは、旅行中は厳禁です。旅行は失敗をおそれず試行錯誤をどんどん繰り返す場所ではありません。
     
     　一部その失敗とかドジの体験を売りにしている職業の人は、生業ですから頑張って他の人が出来ないことに挑戦する必要はあるでしょう。変わったことしなければ売れませんから。
     
     　でも普通の人は失敗をおそれず試行錯誤などする必要はありません。普通の人がやる失敗とかドジなど、他人の孫の運動会のビデオを、無編集のまま延々と見せられるようなもので面白くも何ともありません。
     
     　他人には面白くなくとも本人必死で試行錯誤続けてる内、病気の方はしっかりととりついてきます。自分の実力以上のことをやらない、嫌なこと、苦痛なことやらないのは旅行中の鉄則です。特に病気対策としてはベストでこれ以上の対策ありません。
     
     　たぶん「地球ふれあい貧乏旅行派」は認めたくない考えでしょう。もう一度原点に返って考えませんか。楽しいことするために旅行に来ているんです。努力して頑張って節約を繰り返し、未知への挑戦を続け、自分を高めるのが旅行の目的ではありません。
     
     　嫌なこと、知らないこと、しんどいこと、今日やらなければ多分いけないこと、等全部先延ばしです。当然うまくなさそうな食べ物は無理して飲み込んではいけません。まずいと思って食べたものほどお腹壊します。
     
     　もし本当にお金が無く、泊まるところの質落とすか食事の質落とすかという場面になってしまったら、食べ物の方が大切です。かな？
     
     　蚊帳のない部屋で一晩中蚊に刺されて寝不足になるか、ワンランクかツーランク下の食事にするかどっちかを選べといわれれば、これはもう、「経皮感染」か「消化器感染」かどっちの可能性を取るか選択せよと同じで、うーーん。どうしましょうか？

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