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「トラベルメイト98」
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【 旅行トラブル実践編:出発当日(1) 】
出発当日のよく起きるトラブルは、現実旅行編(4)も参考にして下さい。
もし荷物がちょっと多めで有れば、前もって空港止めで荷物を送っておくと非常に楽です。どこからあるいはどの会社で送るかによって違いますが、出発大体3日前なら間に合うでしょう。バックパックでしかも10kg以下の重さ(女性なら7kg以下)なら当日かついでいってもじゃまにはならないでしょう。わざわざ前もって送る必要ないかも知れません。
サー途中の渋滞も事故もクリアーして空港に無事到着しました。たぶん皆さん出発の2時間前から1時間半前くらいには空港に到着しましたでしょう。ここから飛行機に乗って座席に座るまでがなかなかトラブの地雷があちこちに埋まっている地帯なのです。
まず最初に国際線の出発は何時間前に空港に来ればいいのでしょう。いくつかのケースで説明いたしましょう。
1)前もって航空券本体を持っている
A)ピークシーズン−−−出発2時間前
*年末、五月連休、お盆の時期
B)普通のシーズン−−−出発1時間半前
2)空港で航空券ピックアップ
A)ピークシーズン−−−出発2時間半前〜3時間前
B)普通のシーズン−−−出発2時間前
ここで空港に来ればいい時間の厳密な定義をしておきましょう。これは文字通りの空港到着の時間と言うことではありません。空港の自分の乗る航空会社のチェックインカウンターあるいは指定された集合カウンターに到着する時間と覚えて下さい。成田とか関空は空港に到着してからカウンターに行くのに早ければ10分、迷ったり混雑しているともっとかかります。ぎりぎりの時間の時はこの10分かなり足にきますよ。
何か空港への途中でトラブル有ったり、そもそも家出るのが遅れて空港へは大幅な遅刻になるとき、逆にどれくらい前なら何とか間に合うのでしょう。これはピークシーズンの時と普通のシーズンの時で違います。
A)ピークシーズンの時−−−出発1時間前〜1時間半前
*純粋にカウンターに手続き上の問題では、1時間前がタイムリミ
ット、ただしピークシーズンはキャンセル待ちの人が必ずいます。
カウンターが閉まる30分前あたりからたまたま空いた席(時間
通りに空港に現れなかった人の席とか、直前キャンセルの席)を
待ってる人に割り振ります。だから30分ぐらい早まった1時間
半前になることもあります。
B)普通のシーズン−−−出発45分前〜1時間前
*手続き上だけのタイムリミットですから、45分前から1時間前。
でもたまたま大きな団体が当日入っていたりすると、ピークと同
じ扱いになります。
飛行機が定刻に出るとしたら、出発30分前はもうほとんどチェックイン不可能な時間です。遅れても運が良ければ間に合うかも知れない時間は、出発1時間半前から出発45分前の間です。ここがグレーゾーンと呼べる領域です。
無責任なガイドブックにはわざわざこのゾーンをねらってチェックインすれば、エコノミーが満席になってしまいビジネスクラスにグレードアップしてもらえることもあるので狙い目なんて案内していることもありますが、出発前からの運試しはやめておいた方が得策です。もしビジネスクラスも満席だったらどうします。それならファーストクラスがあるさなんて思ってませんか。遅れてきたのはあなたが悪いのであって、席無くなっても係り員にはなんの責任もありません。通常は搭乗断られます。
このグレーゾーンやはり集合時間は余裕が有るんだ、少しくらい遅れても大丈夫とは取らないで下さい。やむおえない事情で遅れたときはどの程度まで何とかなるのか、じゃ駄目もとで急ぐかと言う風に考えて下さい。
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