トラベルメイト Top page へ戻る

トラベルメイトトラベルメイト98

<<前のページ     次のページ>>

「トラベルメイト98」
  1. 【 旅行トラブル実践編:出発前に(6) 】

    実際にビザもらったら、中身を少なくとも一時間はじっくり眺めて下さい。

    1)ビザの発行日
    ほとんどの場合大使館側が申請受け付けた日、かあなたが受領可能になる日になってます。人間必ず誤りはあるもので、1999年3月1日申請しに行ったのに、発行が1998年3月1日になってたりその逆もあり得ます。さすがに来年は、2000年ですからそっちに間違えることは少ないと思います。

    2)ビザの有効期間
    そのビザがどれくらい有効か、実際の具体的な日時で表されるときと、3ヶ月とか6ヶ月と月で表される時があります。月の表示の時はその解釈が微妙です、有効期間ぎりぎりにビザ使うときは一応大使館側に問い合わせた方がいいでしょう。

    3)入国後の滞在可能期間
    これはよく(2)の有効期間と間違えます。ビザの有効期間とは、ビザの発行日から何日以内にビザを利用しなければならないかを表すもので、滞在可能期間はそのビザを使って入国後何日間滞在可能かを表すものです。

    例えば、有効期間6ヶ月、滞在期間3ヶ月のビザを、3月1日に取得したとしたら、その年の9月1日までに入国して、入国したひにちから3ヶ月間滞在可能と言うことです。9月1日までしか滞在できないと言うことではありません。

    ただもしビザ取得した後忙しくて有効期間ぎりぎりの9月1日までその国へ入国できず有効最終日にやっと出発できるなんて場合は、私ならいったん大使館に具体的な旅行日程を伝えてこれで大丈夫ですかと確認します。こういうビザのルールは解釈が幾らでも出来る場合がありますから。で、日本の大使館では問題ありませんと言われていても、現場でトラブル事もあります。

    4)有効期間と滞在期間が同じ国もある。(有効期間が2ヶ月として)こういう国は、ビザにはただ単純に、有効期間は何月何日までと記載されてます。たとえば発行日が3月1日、有効期間が5月1日となっている場合、普通、ビザ取ってから一週間とか10日後くらいに出発するじゃないですか。例えば出発が3月10日だったとしたら、滞在できるぎりぎりの日数は、3月10日から5月10日の間の62日間ではなく、10日マイナスした52日間になります。

    5)シングル、ダブル、トリプル、マルチプル
    その国へ入国できる回数を表します。通常、三回入国可能なトリプルの上は4回という国はあまりなくて、複数のマルチプルになります。このルールに有効期間と滞在期間が合わさるとさらにルールの解釈は複雑になります。

    例えば、有効期間6ヶ月、滞在期間2ヶ月でトリプルビザの時、解釈は2つに分かれます。3月1日に発行されたビザなら、9月1日までに三回出入国が認められます。
    ここまでは解釈は一つです。で、滞在期間は、一回の入国につき2ヶ月ずつなのか、3日の入国の合計が2ヶ月なのかここでどちらかなのか確かめておく必要が出てきます。

    まだまだ終わりません。次はビザの申請方法です。

<<前のページ     次のページ>>



↑ページ最上部