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「トラベルメイト98」
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【 旅行実践編−航空券の種類(5) 】
IITの航空券は何らかの現地のホテルの手配と一緒でなければ売っていけないことになっていますが最近では安めのFIX(行き帰りの日時指定)の航空券として売られることが多いようです。
PEXは一ヶ月とか二ヶ月のオープン(帰国日変更できる)の航空券として売られることが多いです。ただしこれらもケースバイケースでIITを変更可能の航空券として販売することもあるので一概に言えません。
航空券の話は厳密にしていくともっともっと続きますが,PEXにも二種類あって、云々の話はよほど旅行業界のプロにでもなろうとしている人以外参考にはなりません。これでやめておきます、あなたの買う航空券がどういう歴史を持っていてどんな物なのかが概略で解ればそれで良いと思います。
*航空券の種類
ルールによる航空券の種類分け以外に、実際使うときにどういう条件の違いがあるかによる種類分けも必要です。大まかに分けて、普通運賃と特別運賃の二つになることは説明しました。特別運賃には夫婦割引とか家族割引船員割引等の種類もありますが一般的ではないので、ほとんどIITとPEX運賃利用の航空券の話となります。
*普通運賃(ノーマル運賃)
1)F(P)/C(J)/Y・Y2に分かれています。
2)出発日による料金変更はありません。(年末出発でも料金は同じ)
3)出発日も含めすべての区間で日時、航空会社変更が可能です。
4)定められた許容マイル数内であれば、ルート変更も可能
5)使わなかった航空券は払い戻し可能
6)二十四時間以内の乗り継ぎの時は航空会社の方でホテル代を持ってくれる
*格安航空券
1)利用条件は各航空会社の方針で決まる。(一応はIITとかPEXのルール
に則った条件になりますが拡大解釈でかなりルールと違う利用条件が出てく
ることもあります)
2)出発日によるシーズン制(年末年始とかお盆五月連休等は高い、出発日が一
日違うだけでも数万円料金が違うこともある)
3)航空会社の変更はほとんどの場合不可、出発日の変更もほとんど不可、帰国
日とか途中の区間の利用予定日の変更はできる物とできない物とある
4)ルートの変更はほとんど不可
5)出発してしまい、クーポンの一枚でも使用してしまったら不可。出発前なら
最大五十パーセント以内でで払い戻しできることもある。(全額戻ってこな
い時もあります)
6)たまに乗り継ぎ便を待つためのホテルを持ってくれる航空会社もあります。
ほとんどの場合ダメ。
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