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「トラベルメイト98」
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【 現実旅行編(16) 】
〇ホテルのチェックアウトの方法
旅にでる前にまだやることが残っています。到着一日目のホテルで使った料金の精算です、この清算をすますことをチェックアウトすると言います。安宿の場合は割合簡単です。せいぜい安宿の場合は宿泊料金に税金サービス料をまとめてリセプション(ホテルの受け付けカウンター)で宿泊の日数だけ払えば終わります。
ところが普通、ホテルになりますと、部屋でとった飲み物とか、レストランで部屋に付けておいた食事料金、電話代金、有料のTV番組の料金、服のクリーニング代金、等の宿泊中に利用したいろいろのサービスの利用料を精算しなければなりません。これは団体旅行をしていても同じです。団体旅行の時は、ホテルの宿泊料金かあるいは食事料金は旅行費用に含まれていますがそれ以外の利用したサービスの料金は別途個人で払わなければなりません。
朝出発前にカウンターで明細をチェックして清算するのは大変な事です、出来ましたら前日の夜のうちにその日までの利用したサービスの明細を出しておいてもらって目を通しておいてください。間違っていたりしたら訂正をしておくのです。ここまでやっておくと本番の当日朝の清算の時、出発当日利用したサービスの料金だけをチェックすればいいわけですから簡単です。
ホテルによっては、TVのリモコンを使ってチェックアウトまで出来てしまうところもあります。TV画面の指示通りボタンを押していくと清算が全部終わり、夜のうちに明細がドアの下に封筒に入れて届けられたり、あるいはカウンターに行くと部屋ごとの明細ができあがっていたりします。
支払いは、安宿でない限りカードをお薦めします。と言うよりもホテルに泊まるときはカードは必ず持ってないと非常に不便です。まずチェックインの時、カードを持っている人は保証としてカードで伝票を一枚切ってホテル側に預けます。(この時はまだサインはしません、サインをしてしまいますと白紙の小切手を相手に預けたようなものであまり良くありません。あくまで保証の意味ですからサインなしの伝票だけを預けます。サインはチェックアウトの時に金額を確認してからします。)
カードを持ってない人は、最低一泊分の料金プラスアルファーを前金でホテルにチェックインするときに預けることが多いようです。(特に荷物が少なくて、アタッシュケース一つに、小型の肩掛けバッグなどの身軽な人は、トンズラされる恐れがあるので絶対前金を取られます。)
チェックアウトするときは預けた前金の中から必要なものを清算して前金より利用料金が少なければ、返金があり、多ければ追加料金を払うわけです。ほとんどのホテルといえるホテルはカードが使えますから、ホテル側にとって面倒な現金清算のお客さんはかなり待たされたり、通常のお客さんの列ではなく別のカウンターに並んだりで時間ばっかりかかります。
三ツ星以上のホテルに泊まる人は、必ずクレジットカードを持参してください。ただしどこにでも例外はあります。国によってはほとんどクレジットカードが利用できなかったりするところもあります、旅行先がどうなのかは前もって調べておくことが必要です。一般的な、戦争とか内乱状態になっていない中進国以上の国では三ツ星以上のホテルに泊まるにはクレジットカードは必需品です。
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