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6.いよいよンドキの森へ PART-2 3月30日朝から晴れ、気温は20度くらいだろうか。8:20ころパン、ハム、コ−ヒ−、パパイヤの朝食を食べ9:00にホテルを出て船着き場へ。朝飯は悪くはありませんでした。 一旦、木陰で待っててくれというので、民家の庭みたいなところで待っていたのだが、何時になってもバンダ氏からボ−トに乗るぞ!という声がかからない。バンダ氏は結局きのう自分が頼んだボ−トを選んだらしいのだか、聞いてみるとそのボ−トはこのオエソの町の役所のボ−トらしく、朝急に仕事が入ったらしく、数キロ先のカメル−ンの国境へ行ったきりまだ帰ってこないのだとのこと、本当にまったく!アフリカという所は!!! いつもこんなことばかりで私もイライラが増してきました。もうだまっていられない!昨日交渉したボ−トを持っているというおやじに再度話をして、結局その親爺のボ−トでやっと出発することになりました。時はすでに12:10 昼を過ぎていました。 くそー、まあ待ってるその間に、隣の民家で若い男が何か大きな包丁で動物を解体し始めました。鶏かなと思ってみていたら何か違うようで、近くに見にいくとそれはこの辺の森に棲息する豆ジカでした。どうやって採ってきたのか手際よく皮をはぎ、内蔵を出し、たぶん今日の家族の夕食なのか。さすがコンゴだなと思ったしだいです。 ボ−トはやっと動きだし、全員 さあ行くぞ!と気合いを入れて出発です。ボ−トの長さは6〜7メ−トル。幅は80センチ位で船頭とアシスタント、それに我々5人の計7人。ンドキの森の入り口ボマサのメインキャンプまでは95キロ ボ−トで約6時間くらいということなのでなんとか今日中にボマサへ到着できるのではないかと思ったですが、世の中そんなにうまく行くはずもなく、またまた一難去ってまた一難!ほんとうにンドキは遠いです。 [続く] |
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